関門  JAZZ一夜
響
〜バレンタインの贈り物〜
2009.2.13
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vocal いづみ

 19時の開始にあわせ、会場には本当に多くのお客様がお越しくださった。12月のイベントを優に超える来場者数に、皆様が今回のライブをいかに楽しみにしていただいていたのかが我々スタッフに伝わった。

 ステージを飾る彩り鮮やかな花々は前回同様「下関市園芸センター」からご協力して頂いたもの。花達も来てくださった皆様を笑顔で迎えていた。

 19時定刻。超満員の会場で、海峡ビューしものせき主催イベント第2弾「関門“響”JAZZ一夜」が始まった。この夜もJAZZ一夜限定バンド「RAINBOW ON THE HILL」の3人が濃厚なJAZZを奏でる。

piano ゆみゆみ  キュートな容姿と透明感のある歌声が魅力のヴォーカル・いづみさん。彼女の歌声が今夜も観客の皆さんを魅了する。「Fly Me To The Moon」は私が彼女の声で聴きたいと思っていた曲の1つでした。その美しいメロディーにいづみさんのヴォーカルが溶け込み、その音色は月へと浮かんでいった。MCでのお茶目な彼女は、アップテンポな曲ではリズミカルに踊る少女のように、またバラードではしっとりと歌いあげる大人の女性へとその姿を変えていった。

 ピアノのゆみゆみさんは我々のリクエストに応じて「LOVE LOVE LOVE (DREAMS COME TRUE)」、また前回好評だった童謡「かごめ かごめ」をJAZZアレンジ・編曲してくれました。即興で合わせ、競い、高めあうのがJAZZという音楽。今日、その時にしか聴く事のできない演奏が皆さんの心を引きつけ、そして離さなかった。彼女の音は驚くほど切なく鳴ったかと思えば、力強く弾ける。曲によって劇的にその音は変化するものの、彼女の性格そのままに本当に楽しそうにピアノを弾く姿と音に、観客の皆さんの笑顔も拍手も歓声も曲が進むごとに増えていった。

 ウッドベースの生音を聴いたことがありますか?木の持つ温かさと太い弦から弾き出される低音の魅力を今回も安田さんが我々に存分に聴かせてくれた。圧倒的な存在感でリズムを弾き出す安田さんのベースが「RAINBOW ON THE HILL」の軸になっている。楽曲を引っ張り、またソロパートで聴かせる低音の渦は圧巻だ。その姿に観客の皆さんの視線は釘付けとなりつつ、音にあわせて体を揺らしていた。

bass 安田英雄

 日頃のご愛顧に感謝しての1日早いバレンタインプレゼント。これがこのイベントのコンセプトだった。関門海峡の夜景とJAZZの生演奏で、チョコレートよりも甘いひとときを味わっていただくように我々スタッフは当日まで準備を進めてきました。そんなバレンタインに合わせて「My funny Valentine、「LOVE LOVE LOVEを我々がリクエストしました。My funny Valentine」でははかなくも美しい演奏で、「LOVE LOVE LOVE」では甘く切ないメロディーで応えてくださった。

 
3人のパフォーマンスはヴォーカル・ピアノ・ベースの3つの音に留まらず、皆さんの手拍子やリズムに乗り揺れる体、そしてステージが進むに連れ高まっていく心音すらも取り込み、その名の通り7色の輝きを放っていたように見えた。
 最後の曲
Dindi」では、会場のライトを全て落とすという普段では見ることができない空間の中で関門海峡の美しさを演出した。静かに挙がる歓声が皆さんの感動を表していた。その間で流れる上質な音楽。この空間と音楽を楽しむためだろう、感覚を研ぎ澄ませたような、どこか不思議な静けさが会場を包んでいった。その静けさを打ち破る拍手の渦。鳴り止まないアンコール。それに応えた曲「Route66」では最後まで手拍子が止まることはなかった。大きな拍手と歓声の中、関門“響”JAZZ一夜は幕を降ろした。

 
皆様の拍手と歓声は、我々スタッフに対しての労いの拍手にも感じられた。私たちは足を運んでくださった皆様への感謝の気持ちでまた一杯になった…。

Prezented by
RAINBOW ON THE HILL


1stステージ
(Inst)
・I'll close my eyes
・JAZZ INFULLENCE
(Vocal)
・Moon River
・Fly me to the moon
・P.S.love you
・Love for sale
・バーランドの子守唄
・Feel like makin' love

2ndステージ
(Inst)
・かごめかごめ
・LOVE LOVE LOVE
(Vocal)
・Only trust your heart
・I can't give you anything but love
・My funny Valentine
・Almost like being love
・Dindi
(アンコール)
・Route66

 海峡ビューしものせきのロビーから見渡す1000万$の夜景。
いつ訪れても見ることのできる風景。それを特別な景色として見せることで表す感謝の気持ち。「関門“響”JAZZ一夜」はその想いから始まったイベントなのです。
 今夜も関門橋はいつものように19時にライトアップを始めた。それはまるで1stステージの開始を告げるスポットライトのように。そう見えたのは私だけではないはず。
 バレンタインデー前日に起こった素敵なプレゼントライブ、その幕が今上がろうとしていた。